AsOne/IPLANET
東北大学農学部
試験種別:2017年AOⅡ期
出身高校:京都府立嵯峨野高等学校
Q1:大学での学業について教えてください
農学部で植物系の勉強をしています。
人間が作り上げたテクノロジーは本当にすごいと思いますが、わたしはそれよりも植物の、自然の生きる力に感動してしまいます。そこに魅力を感じて、この学問をすることに決めました。また、食糧問題について食糧増産の面から考えたいと思ったのもきっかけのひとつです。
Q2:課外活動はしていますか?
AsOne
ボランティア団体です。
東北支援と海外支援の二本立てで活動しています。私は海外支援の方に興味があってこの団体に入り、去年はスリランカにて建築ボランティアを行いました。東北支援では、現地に赴いてスタディツアーをしたり植林活動やゴミ拾いなどをしたりしています。
IPLANET
留学生支援団体です。
留学生のうち1人を担当して受け持ちその人の留学生活を支えたり、団体としてイベントを企画して留学生と日本人のコミュニティを作り上げます。わたしはこの春休みに2週間ヨーロッパ旅行に行ってきたのですが、その間に半年前の夏に帰国した友達たちと再会を果たしました。留学生ととても近い距離にいれる団体です。
Q3:将来の目標は何ですか?
本当に未定です。つい先日色々な人に刺激を受ける機会があって進学に傾き始めましたが、進学するか就職するかもまだはっきり決められていません。
1番の興味は海外支援にあるものの、そのどこに自分が惹かれてるかの確固とした理由がまだわかりません。その興味はどこから来るのか。ほかの世界を知らないからいつまでも他のことに興味を向けられないのではないか。日々もやもやです。でもだからこそ、今のわたしは「試してみる」が大事だと思っています。実際に足を運んだり(先述のスリランカでのボランティアやアメリカでの研究インターンシップを経験しました)、知識を吸収したり。
もう3年生になるのでゆっくりはしたいられませんが、「今農学部にいる」という事実にとらわれずいろんな道を考え、今のわたしに必要な知識や経験を自ら得ていけるように頑張りたいです。
Q4:最後に高校生へひとこと
受験を前にしてたくさん迷うかもしれないけど、結局どこの大学に行ったって大学でもたくさんの壁にぶち当たって悩みます。だから、今は今の自分が思う「この大学に行きたい」を信じて、勉強することを楽しんでほしいと思います。
高校生の時より勉強してない私が言えることじゃないかもしれないけど、「大学入ってこんなことをしたい」「この大学に入りたい」って思ってる人に勉強が嫌いな人はいないはず。だから、自分を追い込み過ぎて「勉強なんて嫌い」って思わないようにうまく自分と付き合ってください。受験生の時ほど勉強だけに集中できる時間は本当に稀だし、そういった意味で貴重な時間だと思います。
コラム1:得意科目の勉強法
英語
日々の授業や洋書読書の中でわからなかった単語を集めて自分の単語帳を作り、英語を見てすぐ日本語訳がわかるようになるまで何度も繰り返しました。
コラム2:苦手科目の勉強法
化学
これまた英語と似ていますが、自分が覚えなければいけないことをまとめていました。
詳しくいうと、わからなかった構造式や化学反応、物質の性質などを穴埋め方式にしてルーズリーフに書き連ねていました。そうして見返したときにわからなければチェックをつけ、一定期間空けてチェックが付いているとこのみをもう一周、、という風に何度も繰り返していました。