*共催:東北大学SCRUM、協力:東北大学たなぼた
2018年3月12日に宮城県石巻市を中心として、近畿大学附属高校英語特化コースの2年生との交流企画を実施しました。
定期的に被災地支援を行なっている大学生との交流を通して、短期間の視察だけでは気づくことのできない観点を学んで貰うことをコンセプトに交流会を企画しました。
・石巻視察
石巻復興情報館のイギリス人館長リチャードさんによる講演会と、生徒さんの希望に沿って市内を巡るフィールドワークを行いました。
リチャードさんには日英両語を交えて、発災直後の石巻市およびご自身の経験をお話いただきました。フィールドワークも含め、生徒さんは被災地の生の声と景色に興味津々の様子でした。震災の爪痕に注目するだけでなく、“インスタ映え”する街の景色から復興を実感するあたり、大学生とは異なる目線を感じました。
(文責:たなぼた飯田)
・プレゼンテーション
被災地支援を行なっている東北大学SCRUM とその中でも留学生向けに震災伝承を行なっているSCRUM 国際部の学生に活動紹介をしていただきました。
大学生に出来る被災地支援の形を学ぶことで「将来このような活動をしたい」と感じた生徒さんがいたことが印象的でした。(文責:石川)
・ワークショップ
高校生が今まで学んだ知識、大学生が普段活動する中で得た知見。これらを元に岩手・宮城・福島の観光プランを考えるワークショップを行いました。最後に行った生徒発表では、被災地の課題を適切に捉え、それを改善する観光プランを提示しており、大学生が高校生から学ぶ点が非常に多くありました。(文責:石川)