高校生支援団体 bridge
東北大学法学部法律学科
試験種別:2016年度前期入試
出身高校:東京都立新宿高等学校
Q1:大学での学業について教えてください
大学では公法・私法を問わず様々な法律についての解釈を
中心に学習しています。
法律というと六法全書の条文を暗記するのかとよく聞かれますが、実際は「この条文の言葉の意味はこうだからこの場面ではこう使うんだ」というように解釈を中心に学んでいきます。
法学部を選んだきっかけとしては2011年の東日本大地震を通して、当たり前のように過ごしている日々は決して「当たり前」ではないということに気づいたことが大きいです。インフラの整備や復興支援など現場の方々の力はもちろん欠かせませんが、それ以上に国をダイナミックに動かしていく役人の仕事や矜持に惹かれ、その基礎となる法律を学びたいと考えました。
Q2:課外活動はしていますか?
ヘルプマークの啓発活動を行なっていました。目には見えない障害を抱えている方がより暮らしやすくなるために、ポスターやYouTubeを通して、その意義や使い方などを伝えています。
Q3:将来の目標は何ですか?
人々の暮らしを支えていくために何ができるかを考えていきたいです。
Q4:最後に高校生へひとこと!
高校生は理系や文系をどうするか、将来はどうなりたいのかなど悩むことが多々あると思います。
勉強や部活で忙しく、なかなか立ち止まる時間はないかもしれませんが、自分のことをよく知るのは自分の隠れた興味・関心を見つけるきっかけになります。ときには友人や先生、親などに話を聞き、自分のことを客観的に見たりしつつ、将来のビジョンを描いてみてください。
応援しています!
コラム1:得意科目の勉強法
数学
数学に限らずあてはまることですが、基礎を大事にすることが大事だと思います。
学校で配布される問題集をまずはしっかり解くことが先決です。それができたらもう少し負荷の重い問題にトライしていけば自ずと力はついていくように感じました。ちなみに僕は1対1対応の数学という参考書は解法の引き出しが増えるので愛用していました笑
コラム2:苦手科目の勉強法
国語
とにかく波があって得点が安定しないのが悩みでした。
問題文の意味が理解出来ないと話にならないので、色々な分野の文章を読んで理解力を上げていくとよいと思います。その意味ではジャンルにこだわらずに読書をするというのもありではないでしょうか。現代文でも古文・漢文でもわからない単語があったらその都度意味を調べるのも大事です。